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「燕雀の夢」 [最近読んだ本]

 

「燕雀の夢」  天野純希著
KADOKAWA  2017年02月25日刊  1,600円+税

 

  6人の戦国武将を取り上げた短編集。表題作「燕雀の夢」は秀吉の父、木下弥右衛門。「虎は死すとも」、武田信虎、信玄の父。「決別の川」、伊達輝宗、正宗の父。いずれも戦国の世の親子の葛藤が描かれる。また誰が信じられるのか、まさかの裏切り、戦国の世は残酷だ。史実かどうかは別として面白く読めた。他に「下剋の鬼」、長尾為景。「楽土の燭光」、松平広忠、家康の父。「黎明の覇王」、織田信秀。     (図書館から借りた本)

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「北斎まんだら」 [最近読んだ本]

 

「北斎まんだら」  梶よう子著
講談社  2017年02月27日刊  1,700円+税

 

  70歳になった北斎に弟子入りしたいとやってきたのは高井三九郎。信州小布施の豪商の惣領息子。そこから始まる物語は北斎を取り巻く人たちを曼荼羅のように描く。娘のお栄(応為)、弟子の善次郎(渓斎英仙泉)、孫の重太郎・・・。中でもお栄は魅力的に描かれている。伝法な言葉遣いにも優しい心根が垣間見える。火事と言えば飛んでいき飽かず眺める、あの炎の色を出したいと。北斎の奇人ぶりもあれこれ。三九郎の目的は北斎に小布施で絵を描いてもらいたいということ、寺の天井絵だ。物語の最後に北斎は小布施行きを承諾する。その時には既に八方にらみの鳳凰図の構想が出来上がっていたのか。  (図書館から借りた本) 

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「熊撃ち」 [最近読んだ本]

 

「熊撃ち」  吉村昭著
筑摩書房 ちくま文庫  1985年12月04日刊 2016年04月05日第5刷  600円+税

 

  実際に起こった熊による人身被害と、その熊を倒すために山に入った熊猟師の取材を元にした短編7篇を収録。タイトルはそれぞれ「朝次郎」、「菊次郎」など猟師の名前だ。舞台は6篇が北海道、1篇が富山県となっている。彼らがどのように熊を追い、いかに立ち向かったか。彼らの生い立ちも様々だ。1970年ごろに発表された作品。著者はこの後に長編「羆嵐」を書いている。 

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「작은 책방, 우리 책 쫌 팝니다!」 [最近読んだ本]

 

「작은 책방, 우리 책 쫌 팝니다!」 「小さな本屋、私たち本をちよっと売ります」
백창화(ペクチャンファ), 김병록(キムピョンノク)著
남해의봄날  2015年08月15日刊 2015年09月15日第3刷  W16,500

 

  最近韓国で増えている小規模ながらそれぞれの特徴をもった本屋さん。自らも森の中で小さな本屋を営む夫婦が、全国の「小さな本屋」75軒を訪ね紹介した本。小さな本屋はいずれも本とともにある空間を大事にしている様子をよく伝えている。上記の日本語タイトルは直訳してみたもの。ピンとこない感じなので、私がタイトルをつけるとしたら、「小さな本屋、ちょっと売れてます」とでもしようか。 

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  今日のおまけ: 

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「京の離宮」 [最近読んだ本]

 

「日本の心 京の離宮 現代日本写真全集 7」  西川孟著
集英社  1982年03月21日刊  4,800円

 

  桂離宮、仙洞御所、修学院離宮を写したもの。著者得意のテーマ。静謐の世界が広がっている。30数年後の今も同じ姿を見せているのだろうか。第12回配本。ほぼ月に1冊のペースで「日本のこころ 現代写真全集」を当時の配本順に見てきたが今回で終了。日本を代表する写真家たちの実力と努力を改めて感じたシリーズだった。 

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「太平記(一)」 [最近読んだ本]

 

「太平記(一)」  兵藤裕己校注
岩波書店 岩波文庫  2014年04月16日刊 2016年02月05日第3刷  1,140円+税

 

  全40巻の西源院本『太平記』を底本とし全校注したもの。いわゆる現代語訳はない。本文はほぼ総ルビといっていいほどだ。(一)には第1巻から第8巻までを収録。各巻の前に1ページにまとめられた梗概があり、これが実によく要約されていて本文理解の助けになる。
  解説によれば、太平記は、南北朝時代の歴史読み物であると同時に、近世・近代において文化百般の教養を提供する一種の百科事典でもあったという。「史記」をはじめとする中国史書を原拠とする多くの故事・先例説話がひかれ、「論語」、「孟子」、「老子」、そして「孫子」の兵法書からの引用も随所にあるとのこと。さらに仏教関連の故事、我が国の有職故実も学べるものとして読まれていたようだ。(全6冊)

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「ヨーコさんの”言葉” わけがわからん」 [最近読んだ本]

 

「ヨーコさんの”言葉” わけがわからん」  文:佐野洋子 絵:北村裕花
講談社  2017年01月25日刊  1,300円+税

 

  とにかく面白い。大人の絵本である。絵の雰囲気が”言葉”にぴったりなのである。「定年になった男が女にうとましがられるのは、言葉を失うからである」、そうなんだ。「男も下らない世間話でも、家庭の事情でも心を割ってお話した方がよいのではないか」、はい、なるほど。NHKの番組、「ヨーコさんの”言葉」を書籍化したもの。  (図書館から借りた本) 

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「東京1945秋」 [最近読んだ本]

 

「米軍が見た東京1945秋 終わりの風景、はじまりの風景」  文・構成:佐藤洋一
洋泉社  2015年12月23日刊  2,400円+税

 

  終戦直後、アメリカ軍によって撮影された東京の姿。焼け野原となったところにぽつんと立つビル、また写真の中央を流れる一筋の川、それぞれの写真がどこからどの方向に向かって写されたものかを特定している。空襲の跡、皇居、浅草日本橋銀座、山手線沿線など、当時を知るための貴重な資料。                (図書館から借りた本)

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「大江健三郎 自選短編」 [最近読んだ本]

 

「大江健三郎 自選短編」  大江健三郎著
岩波書店 岩波文庫  2014年08月19日刊 2016年04月26日第5刷  1,380円+税

 

  初期、中期、後期合わせて23篇が収録されている。840ページの分厚い文庫。どちらかというと、初期の「奇妙な仕事」、「死者の奢り」、「飼育」、「セブンティーン」などが良かった。中期の「静かな生活」も。大江健三郎を読んだのは何十年ぶりだろうか。 

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「伊能忠敬測量隊」 [最近読んだ本]

 

「伊能忠敬測量隊」  渡辺一郎編著
小学館  2003年08月20日刊  3,300円+税

 

  日本全国を測量し、正確な地図「伊能図」を作った伊能忠敬。50歳で隠居してから天文方高橋至時の弟子になったという異例の経歴。緯度1度の距離を測りたいというのがきっかけだったようだ。1800年から1816年まで全10次の測量行を行っている。第8次の九州中国内陸部の測量には914日かかっている。幕府御用とはいえ大変な執念と言えるだろう。陸地の測量と合わせて太陽、恒星の天測を行っているのも伊能隊の特徴という。測量の方法から、測量器具の解説も興味深い。                (図書館から借りた本) 

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