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「平家物語 犬王の巻」 [最近読んだ本]

「平家物語 犬王の巻」  古川日出男著
河出書房新社  2017年05月30日刊  1,500円+税

  能楽師「犬王」と、琵琶法師「友魚」(後友一、友有)のおどろおどろしく混然一体となった物語。平家物語異聞。全36章、1章はおよそ4ページほどでテンポの早い語り調の文章。平家が滅んだおよそ150年後、壇ノ浦で友魚が一振りの宝剣を水底から引き揚げたところから物語は始まる。宝剣を目にしたことで友魚は盲いとなる。呪詛のため醜く生まれた犬王。二人が出会うことにより、友魚は「犬王の巻」を語り、犬王は「平家」を演じた。奇譚というか不思議な世界を描いた本。               (図書館から借りた本)

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