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「北斎まんだら」 [最近読んだ本]

 

「北斎まんだら」  梶よう子著
講談社  2017年02月27日刊  1,700円+税

 

  70歳になった北斎に弟子入りしたいとやってきたのは高井三九郎。信州小布施の豪商の惣領息子。そこから始まる物語は北斎を取り巻く人たちを曼荼羅のように描く。娘のお栄(応為)、弟子の善次郎(渓斎英仙泉)、孫の重太郎・・・。中でもお栄は魅力的に描かれている。伝法な言葉遣いにも優しい心根が垣間見える。火事と言えば飛んでいき飽かず眺める、あの炎の色を出したいと。北斎の奇人ぶりもあれこれ。三九郎の目的は北斎に小布施で絵を描いてもらいたいということ、寺の天井絵だ。物語の最後に北斎は小布施行きを承諾する。その時には既に八方にらみの鳳凰図の構想が出来上がっていたのか。  (図書館から借りた本) 

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