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「ポツダム宣言と軍国日本」 [最近読んだ本]

 

「ポツダム宣言と軍国日本 敗者の日本史20」  古川隆久著
吉川弘文館  2012年12月01日刊  2,600円+税

 

  明治期の近代軍隊の創設から敗戦、講和独立までを幅広く論じている。特に統帥権問題、軍が深く政治に関与したこと、戦争指導の混迷など淡々とした表現ではあるが、批判は鋭い。「日本の軍隊は近代的な人権がほとんど保障されていない状態で創設され、広く日本社会の意向を確かめることなく、特権的な統治者グループの手前勝手な善意により、権威主義的な思想(国体論)にもとづく理念(天皇の軍隊)による外征型の軍隊、つまり住民の意思を無視した国威発揚のための軍隊となったのである。近代日本の出発点での誤りが、人命軽視、火人間性の極まった軍隊とそれを制御できない国家機構を生み、世界に惨禍をもたらしてしまったのである」。      (図書館から借りた本) 

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「天国の門」 [最近(DVDで)見た映画]

 

「天国の門」 原題: Heaven's Gate (オリジナル完全版) 監督:マイケル・チミノ
主演:クリス・クリストファーソン、 クリストファー・ウォーケン、 イザベル・ユペール
1980年/アメリカ/219分 発売:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント

 

  19世紀末のワイオミング。東欧系の移民が次々と入植してくる。その土地利用は合法ではあったが、それまで自由に使っていた家畜業者協会と軋轢が生まれた。協会は牛泥棒として移民125人を殺害しようと傭兵を雇い入れる、1人殺せば50ドル。「ジョンソン郡戦争」をモチーフとした作品。傭兵対移民の激しい銃撃戦が痛ましい。保安官のエイプリル(クリス・クリストファーソン)、家畜業者に雇われているガンマン、ネート(クリストファー・ウォーケン)と二人が思いを寄せる娼館の女主人エラ(イザベラ・ユペール)の三角関係も絡めて描く。イザベラ・ユペールの乗馬姿がきれいだ。
  劇場で見た記憶がある、35年前か。後で知ったことだが、この映画はアメリカで公開時に酷評され全くヒットせず、膨れ上がった製作費とも相まって制作会社のユナイテッド・アーティスツは倒産に追い込まれたとのこと。それほどまでにひどい映画とは全然思えない。長すぎるきらいはあるが・・・。 

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「一本の道」 [最近見たテレビ番組]

「一本の道 『黒い聖母』の巡礼路を行く フランス ミディ・ピレネー」 @NHK BSプレミアム

  私の好きな「一本の道」シリーズ。フランス南部ミディ・ピレネーのフィジャックからロカマドゥールまでの約50Kmを6日間で歩く。ロカマドゥールの教会では「黒い聖母」(マリア像)が待つという。巡礼路を歩くのはアナウンサーの一柳亜矢子。同行してくれるのはフェリックス君25歳。2児のパパだとのこと。途中民宿や牧場などでの、素朴で心暖かい人たちとの交流もさらりと描かれてなかなかいい。ロカマドゥールは切り立った崖に張り付いたような町、歩き切った一柳アナが感じたこととは・・・。

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「玉の井という街があった」 [最近読んだ本]

 

「玉の井という街があった」  前田豊著
筑摩書房 ちくま文庫  2015年07月10日刊  800円+税

 

  1986年に刊行された本の文庫化。永井荷風が通い詰め、かの「濹東綺譚」を著した玉の井。在りし日の姿を細かく描いた。「最後の色街飛田」を書いた井上理津子の解説付き。
                               (図書館から借りた本)

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  今日のおまけ: 

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自転車散歩 2016-05-25 [日記]

初夏の水音

  水田に水が張られ、植えられてばかりの苗が風に揺れている。灌漑用水路から引いた水が田んぼに流れ込む。稲の生育にかかせない大切な水。 

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音を立てて流れ込む水 

 


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「筑豊のこどもたち」 [最近読んだ本]

 

「筑豊のこどもたち」  土門拳著
築地書館  1977年07月21日刊  1,800円

 

  1960年に発行されたときは、写真集でありながら、ザラ紙に印刷されたという。これは17年後にハードカバーで復刻したもの。リアリズムの鬼、土門拳の記念碑的作品、撮影は1959年。筑豊炭田に暮らす子供たち、そして親たちのありのままの姿をとらえている。高度成長に向かい、エネルギーは石炭から石油へと切り替わっていく時代。炭鉱は縮小、閉山の運命にあった。最近昔(!)の本を取り出してすっかり懐古趣味に陥っている。 

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紙芝居に群がる子供たち

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弁当をもって来ない子 


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「雪の轍」 [最近(テレビで)見た映画]

 

「雪の轍」 原題: KIS UYKUSU  監督: ヌリ・ビルケ・ジェイラン
主演: ハルク・ビルギナー、 メリッサ・スーゼン、 デメット・アクバック゜
2014年/トルコ、フランス、ドイツ/196分  @WOWOWシネマ

 

  トルコの奇観カッパドキアで、洞窟ホテル・オセロを経営するアイドゥン(ハルク・ビルギナー) は元舞台俳優で資産家。地元紙に人気のコラムを持っている。若く美人の妻ニハル(メリッサ・スーゼン)と、出戻ってきた妹ネジラ(デメット・アクバッグ)と暮らす。何不自由ないものの、家賃を払わない店子との確執も抱えている。妻は慈善事業にかかり切り、妹は何かと議論を仕掛けてくる。冬になり観光客の足も途絶えると、お互いに対するあれこれの思いが噴き出すように出てくる。議論のための議論、相手のことを理解しようとはせず、なんであろうと決めつけてしつこく言い募る。映画だからなんとか我慢してみていられるが、もしこのような人たちが周りにいたらとてもとても・・・。アイドゥンはイスタンブールに出て、本を書き上げるつもりで出発するも、雪のためか列車は来ない。友人の牧場で一晩明かしたアイドゥンはイスタンブール行きをやめて、家に帰ってきた。2014年カンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した作品、評価も高いようだが、正直なところ彼の気持ちが一晩で変わった理由が読み切れなかった。

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「火の鳥 HINOTORI」 [最近読んだ本]

 

「ニュータイプ100%コレクション 火の鳥」
角川書店  1986年12月20日刊  1,200円

 

  手塚治虫の大作、「火の鳥」のいろいろが凝縮された本。多彩な登場人物の解説、角川アニメ火の鳥のシナリオ、手塚治虫と角川春樹の対談、火の鳥大辞典など、100ページほどの薄い本ながら中身は濃い。この本と同様ずっとしまいっぱなしだったのだが、「火の鳥」の単行本12冊があるので追々読んでみようと思う。その時この本が役に立つだろう。 

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「ソウル行最終便」 [最近読んだ本]

 

「ソウル行最終便」  安東能明著
祥伝社  2016年04月20日刊  1,700円+税

 

 日本のメーカーの4Kテレビの最新技術情報が持ち出された。なんとしてもそれを手に入れたい韓国企業と、阻止すべく動く外事警察。韓国人姉妹の風営法違反を追う生活安全課の刑事との接点も絡めて物語は進む。4K描画プログラムが記録された小さなマイクロSDカード1枚を巡って少々荒っぽい活劇に発展。日本の技術は守れるのか・・・。作中につい先日御徒町にいった際にお昼を食べた吉池ビルが出てきたので、妙な親近感を覚えた。              (図書館から借りた本)  

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近くを散歩 2016-05-20 [日記]

田植えの季節

  近くの田んぼはちょうど田植えの時期を迎えている。さわやかな5月。 

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 オオヨシキリ: この日今年初めてオオヨシキリのさえずりを聞いた。姿は見えず・・・。 

 

 


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